【患者さんの権利】（患者さんの権利に関するＷＭＡリスボン宣言から一部抜粋）

患者さんは、差別なしに、人間としての尊厳、安全に配慮した適切な治療を受ける権利を有しています。

患者さんは、病院を自由に選択し、変更する権利を有しています。 また、患者さんには、どの治療段階においても、自己の費用負担の下に他の医師にセカンドオピニオンを求める権利があります。

患者さんは、治療に関して十分な説明と情報提供を受けた上で、治療方法を自らの意思で選択し、または、選択しない権利を有しています。

患者さんは自分自身に関する情報を開示され、自己の健康状態について十分な情報を得る権利があります。

患者さんは、自らの健康状態、症状、診断、予後および治療についての情報、ならびにその他個人に関する情報について、保護、尊重される権利を有しています。

【患者さんの義務】（当院におけるルールの一部を抜粋）

適切な治療のために、ご自分の健康、症状その他当院が必要と考える患者さんの関する情報について、正確に提供していただく必要があります。

患者さんは、治療や検査などの診療方針について、自らの希望があればそれを明らかにし、当クリニックの医師・職員から方針の説明があった場合にはこれを理解するよう努め、できる限り明確な意思表示をしていただく必要があります。

自ら納得して選択した検査や治療方針には、意欲をもって取り組んで下さい。薬の内服や療養の遵守、処置後の安静、安全に配慮した適切な治療を受けるために必要な事項にご協力ください。ご家族への情報共有が必要な場合、これを承諾してください。

クリニック内では、法令、当院の規則及び公共のルールを守って下さい。他の患者さんへの迷惑行為、クリニックの医師・職員の業務を妨げる行為、大声・暴言・威圧的、脅迫的な言動、ハラスメント行為、不当要求、器物損壊、危険物の持ち込み、撮影等は固く禁じます。

安全で適切な医療を継続して受けていただくために、医療費をきちんとお支払いください。

治療行為には、現時点での医学の状況や倫理等様々な要因によって、限界があることをご認識いただく必要があります。

＊上記義務に違反する行為があったときは、治療を中止する場合があることをご了承ください。

制定：令和６年８月１日